イタズラ嫌がらせ対策に、Googleアナリティクスとサーバー付属のアクセスログのみでアドセンスをクリックしたIPをほぼ特定する方法

不正クリック防止に、Googleアナリティクスとアクセスログだけでも対応できるという解説 ワードプレスなどブログ関連の勉強メモ

アドセンスで、無効な操作、無効クリック、

嫌がらせやイタズラが疑わしいクリックがあった時に

疑わしいIPアドレスを大雑把に特定する方法は

以前にも書いたんだけど、その時よりも、もうちょっと

詳しく調べる方法がわかったので、今回の記事に書きます。

 

今回の方法に使用するものは

アナリティクスとサーバー付属のアクセスログのみで

有料ツールは使っていません。

不正クリック防止に、Googleアナリティクスとアクセスログだけでも対応できるという解説

GoogleアドセンスとGoogleアナリティクスを連携していること前提での話です。

もしも連携していないと万一の時に、どうにも出来ないので

連携しておいたほうが良いと思います。

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Googleアナリティクスとサーバー付属のアクセスログを使って、何月何日何時、どこのプロバイダから、どこの市区町村から、何の端末でアクセスしたのかを調べることが出来る

Google Analyticsで、該当するサイトのホームを開いて

行動→サイト運営者→サイト運営者のページと進みます。

そのページの右上の日付が出ている部分(2018/12/16-2018/12/22というような表示がされている箇所)をクリックして

期間、カスタムとなっているボックスをクリックすると

今日、昨日、過去7日間など

調べたい期間を設定出来るので、そちらで期間を設定します。

その後、グラフの下に表のようなものが出ていると思うので、その表の

サイト運営者のクリック数という項目で(その部分をクリックすると、クリックが多い数順に並べ替えることが出来ます。)

クリックが発生している記事を確認し、記事URLをクリックすると

セカンダリ ディメンションというボタンのようなものがあるので

そちらを押して時刻→時間帯と選択します。

時間帯という項目を見ると

例えば、2018032613というように2018年3月26日13時、という意味で

クリックされた時間帯とクリックされた記事がわかるので

後はサーバー付属のアクセスログで

IPアドレス、使用端末、ブラウザのバージョン、閲覧した記事がわかるので

同じ時間帯で同じ記事を見たIPを探します。

アナリティクスではクリックした時間帯の他にプロバイダや市区町村も調べることが出来るので、サーバーのアクセスログと照らし合わせればIPアドレスを特定出来る

セカンダリ ディメンションというボタンのようなものは

時間帯でのチェック以外にも

ユーザー→サービスプロバイダと選択したり

ユーザー→市区町村と選択することによって

アナリティクスだけではIPアドレスまでは割り出せなくても

サーバー付属のアクセスログと合わせて使うことによって

  • どのプロバイダを使っている人がクリックした
  • どの地域に住んでいる人がクリックした
  • どの記事を読んでいる時に何月何日何時にクリックした
  • そのIPは何々である

と、疑わしいIPアドレスを割り出すことが出来ます。

 

アナリティクスから得られた

クリックした人物は、この時間帯にこの記事を見た、

市区町村は何でプロバイダは何という情報と

サーバー付属のアクセスログと一致する人物は

かなり限られてくると思います。

 

(エックスサーバーの場合)アクセスログは

メモ帳で開くとダーッと細かく隙間なく数字やアルファベットが並んでいて

閲覧することが非常に厳しいのですがワードやエクセルで開くと見やすいです、

ctrl+Fでページ内検索を使ってクリックされた記事URLなどを検索すると

見つけやすいです。

エックスサーバーを利用している場合は、

ワードもエクセルもない場合は、自分で自分に添付ファイルを送信して

エックスサーバーのWEBメール上でアクセスログを開くと見やすいです。

疑わしい点があったらフォームからGoogleさんにお知らせする

  • 1人で大量にクリックした人物がいたり
  • 明らかに同じ人がクリックしていたり
  • IPが同じ人が何度もクリックしていたり
  • IPは同一ではなくてもプロバイダと端末がいつも同じ人がクリックしていたり

何か疑わしい点がある際は
無効なトラフィックの定義 とインターネット検索して出てくる

Google公式ヘルプに

無効なクリックの連絡フォームへのリンクがあるので

そちらから報告すると良いです。

IPアドレス、プロバイダ、端末がバラバラの場合、無効クリックが発生しても、あまり気にしなくて良い

もし全てのクリックのIPやプロバイダや端末がバラバラの場合は

検索で辿り着いたような一度限りしか見ないであろう

赤の他人のページを誤クリック、誤タップしないように

気をつけて閲覧したりはしないものだと思うので

純粋に見たくてクリックした人もしくは

悪意はなく、単純に誤タップ、誤クリック、間違い、ということで

明らかに誤クリックされるような配置でもない限りは

あまり気にしなくていいんじゃないかなと思います。

念のため、誤クリックされても仕方ないような配置になっていないかどうか、自分のブログを見直しておくと安心です。

有料ソフトなしでクリックしたIPを調べる方法をインターネット検索しても、情報があまり出てこない

特に難しいわけでもないのに、

クリックしたIPを調べる方法をインターネットで検索しても

あまり出てこないのは

アクセス数などが、ある程度のレベルに達した人は

有料ツールを導入するからなのかもしれない…

アナリティクスとサーバー付属のログをわせて使うことにより

手間と時間はかかりますが、方法自体は簡単に調べることが出来ます。

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